里帰り出産のために帰省して1週間が過ぎました。
私は関西圏からの帰省のため、コロナ対策として2週間の隔離生活を送っています。
3年前に亡くなった祖母の家の離れ(母屋は叔父夫婦が住んでいる)が空き部屋なのでそこに居候させてもらっています。
私はこの部屋から一歩も出ず、日々ただ時間が過ぎるのを待っています。
スーパーに買い出しにも行けないので、食事は毎日母がその日分を持ってきてくれています。
縁側があるのでそこにブツを置いてもらって、離れたことを確認してから窓を開けて受け取っています。ヤクの闇取引かって感じですよね。
本当に迷惑をかけている自覚はあるけど、田舎でヘタな行動をしたら村八分まっしぐらなので仕方がない…。
ちなみに我が県のコロナ第一号の人は結局住めなくなって離婚して最終的に自ら命を絶たれたらしい…。関西から帰ってきた私はたとえコロナにかかっていなくてもコロナ保菌者扱いされると思うからこの隔離は必要なことだと理解しています。
ただね、辛い!
人と直接会話するのは母がやってきた朝のみ。
ガラス越しなのでディストピア感がすごい。
切迫で安静指示が出ているので部屋での運動もできず、散歩もできず…。
体重計も血圧計もないから自分の体がいまどうなっているかわからないという恐怖もつきまとっています。
あとお風呂がシャワーブースしかないのも辛い。毎日湯船に浸かっていたので、それが奪われると全然体が温まらないしリフレッシュもできない…。
暇つぶしにテレビをみようと思ってもコロナコロナコロナ…。唯一コロナの話を一切しないヒルナンデスだけが私の癒しとなっています。
母が差し入れしてくれた本たちも
てか私結婚しとるがな。26で結婚したわ!
なのでひたすらスマホを見るか寝る毎日…
そんな自分の生産性のなさに自己嫌悪してしまいます。
夜は夫がテレビ通話してくれるけど、こちらから見て取れるほど仕事で疲弊しているのであまり長時間電話するのも気が引ける…。
そうして過ごしていくと人間どんどん思考が闇落ちしていきますね。
まず外の空気吸えないのがほんとに精神にくる。
漠然と悲しい気持ちになってきて、でも何が悲しいのかわからなくて…。気がついたら思考がダークサイドに堕ちてるっていうのがしょっちゅうです。
この生活があと1週間も続くのか…と思うとウヘェってなります。
早くお外に出たい。入院グッズも揃えたい。水通しもしたい。
コロナのせいでこんなにも制限されてしまうとは、妊娠発覚時には思いもしなかったなぁ
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